なんちゃってWEBデザイナーだったり、エセ主婦だったりする「あこまる」のあれこれ。
大阪地方協力本部 女性防衛モニター12期生(2011年度)として活動しました。
これからも「乗りミリ」「話しミリ」として、自衛隊好きはやめられませーん!
投稿日 : 2011.12.29
カテゴリー : ジョモニ, 自衛隊

自衛隊女性防衛モニター:防衛講和 in 大阪地本


12月の女性防衛モニターの活動は、大阪地方協力本部の庁舎内!
5月に防衛講和を聞いて以来の大阪地本です。
いっつも外に出てばっかりなので、とっても新鮮な感じ。

しかも今回は、大阪地方協力本部の中野本部長からのお話を聞けるってんで
わくわくしながら出かけました。
集合時間を大幅に勘違い(受付は14時までだと思ってたら、13:45までだった…)していて
えっらいこと遅刻でしたが…(´・ω・`)

お話の本筋は、今年の自衛隊の災害派遣についての報告。
東日本大震災、福島の原発、和歌山・奈良の台風など
今年はとにかく災害派遣の多い イヤな一年になったのですが
その怪我の功名とでもいえばいいのでしょうか、自衛隊の存在も再認識されることになりました。
でも自衛隊の本来の職務は「国防」なんだよ、ってなことも絡めて
色々なお話をしていただきました。
1時間の予定が、30分もオーバーする熱い時間になりました。


中でもアタシの印象に強く残ったのは「自己完結性」のお話。
自衛隊のお話の中に、よく出てくるのが この「自己完結性」という言葉。
要するに、道なき場所でも道をつくり 食料は自ら持参 お風呂だって作っちゃう
どんな厳しい環境でも自分たちで全ての事がまかなえる、というのが「自己完結性」なのですが
それは本来は、任務に出た先で自分たちが使うための設備や用具。
でも災害派遣の場合は、炊き出しが出来る車(野外炊具!)でご飯を作り被災者に提供し
お風呂を設営して(野外入浴セット!)被災者に提供したり。
被災者に提供するということは、活動している隊員さんたちはその犠牲になっているわけです。
お風呂は下手すりゃ2週間入らなかったり
配布されている食事すら、活動先で出会った被災者に提供してしまったり。

自衛隊だから当たり前 税金で給料もらってんだからそれぐらいしろ

そんなことを声高に言う方もいらっしゃいますが。
自衛官だって、中身はみんな普通のお兄ちゃんお姉ちゃんなわけです。
自宅や家族が被災し、亡くなった身内のいる自衛官も
自分の家族は顧みずに任務にあたってたわけです。
スーパーヒーローなんじゃなくって、普段からめっちゃ頑張ってる「普通の人」なんです。
そんなことを改めて感じて、頭の下がる思いでした。


そうそう、阪神大震災の被災者の1人として印象に残ったことも。
阪神大震災の時は、初動が遅れたり 陸海空の連携がうまくいかなかったりと
色々とと問題もあったそうですが、そういったことを教訓に
大規模災害が起こった際は自主的に活動できるようになったり
陸海空の連携も普段から訓練されるようになったりしたおかげで
そういう部分については、阪神大震災の時に比べれば かなり進歩したとのこと。
以前にもそういうお話を聞いたのですが、出動時間までの比較表や
出動人員の推移、活動報告のまとめなんてデータを見せていただくと
改めて「準備」の大切さも痛感しました。

また、そうやって災害派遣で全国から自衛官が東北や福島に集まっている間
どうしても離れた場所は人手が減って、手薄になるわけですが
そんな様子を確認するためにロシアや中国の偵察機がやってきたり
それをけん制するためにアメリカの空母が太平洋側と日本海側に陣取ったり。
私たちの想像をはるかに超える緊迫した場面もあったのかも、と思うと
改めて自衛隊の存在意義というものを感じました。

かといって、なんでもかんでも危険なことは自衛隊に任せればいいーってのは間違いで
被災地が落ち着いて、道も出来た 食料だって安定して供給されるようになった となれば
あとは地元の自治体や警察・消防さん、また特化した民間企業が頑張るべき、とも思います。
最近話題になってますが、福島原発の除染作業に自衛隊が駆り出されているとか。
それは、もっと特化した企業とかがあると思うんだけどなぁー。
それだったら尖閣諸島に自衛隊が常駐するほうが、よっぽど本来任務だと思うのだけれど。
まぁアタシみたいな「やっと最近になって理解するようになった」オバちゃんの意見なので
これからどうなるのかはさっぱりわかりませんが…。


連携、という意味では 陸海空の連携はもちろん、日米の連携も鮮やかだったなぁーという印象。
「トモダチ作戦」って、めっちゃ有名になったもんねぇ。

そうそう、中野本部長の話に出てきたのですが
東日本大震災をアメリカ側から見たお話を中心に書かれた
アメリカ国務省 元・日本部長のケビン・メアさんの本が面白い!
決断できない日本 (文春新書)
ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが
「沖縄はゆすりの名人」と発言したとされて、更迭されたケビン・メアさん。
まぁご本人のお話を読んでみると、日本の政府もメディアも
相変わらずクッソ面白い体制なんだってことがわかります。
いや、笑うとこじゃないんだけどさ…(´・ω・`)
読むと目からウロコな話もたくさんあるので、ぜひぜひご一読をオススメします。
日本で同じような立場にいる方じゃ、ここまで言えない書けないわなぁーという話が
てんこ盛りで出てきます。面白かったです。

しかし何よりもインパクトがあったのは 本部長がとっても饒舌で
お話の内容もとってもとってもわかりやすかったこと。
4月の委嘱式でお会いしただけなので、怖そうな御方やなーってイメージしかなかったのですが
わかりやすい口調で、ざっくばらんにお話していただいて
アタシのようなゆるゆる脳でも、夢中で聞きいってしまう1時間半でした。
なので皆も「質問ありますか?」と聞かれてもガンガン質問できて
そしてそれにも熱く答えてくださる、とってもとっても素敵なお方でした。
ものっすごい偉い方ってのはやっぱり怖いのかなー なんて思ってたけど
やっぱり偉くなるには人柄も人望も必要なんですな、と実感。

まぁそんなことをつらつらと考えながら、アタシの2011年は終わろうとしております。
今年は「自衛隊」という組織と、少しだけ距離が近くなった1年で
アタシの人生の中でも、大きな意味のある1年になった気がします。
新しい素敵な出会いもいっぱいありましたし。
防衛モニターの任期もあと3ヶ月、いっぱい色んなことを吸収したいと思うし
任期後も自主的に、いろんな場所を見学に行きたいなーなんて思います。

みなさん、どうぞよいお年を! そして2012年もよろしくお願いいたします(´∀`*)

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2 件のコメント

  1. 広報班長 K少佐 より:

     あこまるさん気をつけ! 本年最後の広報班長の検閲です、休め!

     4月に始まった12期女性防衛モニターの活動も、今回の本部長講話で本年最後となりました。振り返るとあっという間でしたね。

     12期生の今後の活動は、陸自体験入隊(1月)、陸自ヘリ体験搭乗(2月)、海自呉・江田島卒業研修(3月)を残すのみとなりました。寂しい思いもしますが、ここは発想の転換! あと3つお楽しみが待っていると前向きに捉えましょう!

     あこまるさんには、本HPを通じて女性防衛モニターの活動をPRして頂き、広報班長として本当に感謝しています。現在、来年度の13期生を募集中ですが、本HPをきっかけにして応募される方も少なからずおられることでしょう。

     本年の執筆、本当にありがとうございました。どうぞよい年をお迎えください。

    • あこまる より:

      K少佐、あけましておめでとうございます!
      返信が年をまたいでしまいました…。

      2011年は、ほんとうにあっという間でした。
      あと3回…といわず、今後ともどうぞよろしくお願いします!

      13期生候補、たくさん来てますか?
      こんなに素敵な経験、そうそう出来ないですから
      興味のある方にはぜひぜひチャレンジしていただきたいです :love:

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